自動車にかかる税金で自動車税と自動車重量税がありますが、どう違うのでしょうか?
2つの税金の違いをわかりやすく、簡単に解説していきます。
目次
自動車税と自動車重量税の違いは?
かかる時期が違う
自動車税は、自動車を所有していると毎年かかる税金です。
これに対し、
自動車重量税は、新規登録の時や車検の時にかかる税金です。
自動車の重量に対して支払う税金です。
納める相手が違う
自動車税は、都道府県税といって、都道府県に払う税金です。
これに対し、
自動車重量税は、国税といって、国に払う税金です。
自動車税は、毎年5月上旬になると県から納付書が送られてきます。
この納付書を使って、銀行や郵便局、コンビニで自分で納めます。
これに対し、
自動車重量税は、税額の金額分の重量税印紙を、納付書に貼り付けて納付します。
車検の時の明細の内訳に、「重量税」という項目がありますよね。
普通は自動車販売業者や車検業者が手続きをしてくれるので、
自分で印紙を買って貼り付ける作業は必要ありません。
自分で車検を受ける人は、運輸局で納付する必要があります。
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整理とまとめ
自動車税と自動車重量税の違いを、一覧表にまとめると
税金の種類 | いつ | 誰が | 誰に(支払う相手) |
---|---|---|---|
自動車税 | 毎年 (5月末) |
自分で | ・普通自動車→都道府県 ・軽自動車→市区町村 |
自動車重量税 | ・新規登録時 ・車検時 |
・販売業者 ・車検業者 |
国 |
となります。
※厳密に言うと、
軽自動車にかかる税金は、軽自動車税です。
自動車税と自動車重量税の違い、
今回の内容で整理がつきましたか?
自動車にかかる税金は9種類もあり、かなり複雑です。
どの税金がどの車にかかり、
自分の車にかかる税金はどれで、いくらなのか?
しっかり把握しておきたいですね。