自動車税の延滞金はいつから発生?計算方法と計算式

自動車税の延滞金は、いつから発生するのでしょうか?複雑な延滞金の計算方法と、延滞金の割合を表にまとめ、具体例で計算式に当てはめていきます。
延滞金はどのぐらい掛かるのか?納めなないどうなる?滞納し続けると?時効はある?などなど、延滞金について気になる疑問も整理してみました。

自動車税の延滞金

自動車税の納期限は、毎年5月31日です。
5月31日までに払わないと、
翌日から延滞金が発生します。

延滞金って?

本来の税金のほかに、ペナルティとなる税金のことを「延滞金」と言います。

納税は国民の義務なので、
きちんと支払わない人にはペナルティが課されるわけです。

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延滞金の計算方法

延滞金の計算式
延滞金額=税額×延滞日数×延滞金の割合(年利)÷365

計算式のそれぞれの項目を順番に見ていきます。

税額

税額が2,000円未満の場合は、延滞金はかかりません。
税額に1,000円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てて計算します。

延滞日数

納期限の翌日から納めた当日までの日数をいいます。

延滞金の割合

延滞金の割合は、以下の表に当てはめて計算します。

本則 特例 平成29年中
納期限の翌日から1か月を経過する日まで 年7.3% +1% 2.7%
納期限の翌日から1か月を経過した日以降 年14.6% +7.3% 9.0%
特例基準割合って?
財務大臣が告示する割合(各年の前々年10月から前年9月までにおける国内銀行の新規の短期貸出約定平均金利の年平均の割合)に、1%の割合を加えたものをいいます。
平成26年1月1日以後の期間における延滞金の額の算出に用います。

平成29年中の特例基準割合は、1.7%です。
つまり、
1.7%+1%=2.7%
1.7%+7.3%=9.0%
でそれぞれ計算されます。

要は、特例基準割合によって、延滞金の利率が引き下げられている、ということです。

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延滞金はどのくらいつく?

延滞金計算のルール
  • 100円未満の端数は切り捨て。
  • 延滞金が1,000円未満の場合、その全額を切り捨て。

延滞金が1,000円未満の場合は、延滞金はかかりません。
なので、実質延滞金が掛かるのは、
1000円以上になってからです。

具体例を見ていきましょう。

例)税額45,000円、納期限が平成29年5月31日の自動車税を、平成29年10月30日に納めた場合

延滞日数はトータル152日です。
延滞金の割合が変わるので、最初の1ヶ月(30日)と、それ以降を分けて計算します。

最初の1か月:45,000円×30日×2.7%÷365≒99円
それ以降:45,000円×122日×9.0%÷365≒1353円

99円+1353円=1,452円

100円未満の端数を切り捨てるので、
延滞金は1,400円になります。

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延滞金を支払わずに滞納し続けるとどうなる?

車検が受けられない!

一番困るのは車検です。

延滞金が発生している場合は、
延滞金も納付しなければ、納税証明書は発行してもらえません。

自動車税を納めた証明である「納税証明書」がないと、車検が受けられません

支払ったのに督促状が届いた!?

支払い忘れに気付き、納めても入れ違いで督促状が届く場合もあります。

コンビニや金融機関で支払った自動車税の納付が、実際に都道府県に届くまで、数日~数週間かかるからです。

督促状が届いて不安な場合は、各県税事務所に問い合わせ、納めたことを伝えましょう。

最終的には差押え

滞納し続けると、最終的には差し押えになります。

あなたの預金・給与・車などを、問答無用でもっていかれます。

しかし、いきなり差し押さえになるのではなく、「督促状」や「催告書」が届き、それでも支払わない時の最終手段になります。

自動車税に時効はある?

自動車税も5年で消滅時効になりますが、
その前に県税事務所などが差押えに動きます。

なので、支払い義務を免れ、時効になることはまずありえません。
差押えされると、その時点で時効の進行は中断します。

仮に廃車(抹消登録)にしようが、過去の納税義務は消えません。
どんどん延滞金がかさむだけです。
気付いた時点で、できるだけ早く支払うようにしましょう。

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整理とまとめ

  • 延滞金は、納期限の翌日から発生。
  • 延滞金が発生している場合は、延滞金も納めないと納税証明書は発行されない。
  • 延滞(滞納)し続けると、最終的には財産を差押えられる。
延滞金の割合を見ると、雪だるま式に延滞金が膨らんでいくのがわかります。
納付書が届いたら、
できるだけ早く納付しておくことが大切です。

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